9月9日(日)午後九時放送。

復興予算19兆円が被災地には直接投じられてない事実が次々と明されていく。
沖縄本島の国頭村(くにがみそん)海岸沿いの国道工事費7億円。
その大半が復興予算からと聞かされて驚く国頭村の島民の声からスタートする。

被災地以外の関係ない500を越える事業に投入されていた事についてその内訳を紹介している。

北海道にある刑務所と川越にある刑務所の職業訓練費
公安調査庁によるテロ対策

反捕鯨団体対策と調査捕鯨に支援約23億円 
利用者の安全を確保する為と国立競技場の補修に3億円余り_ 

被災地以外を対象した事業は判っただけでも205。
9割以上が他の他の地域に投入されていた。

一方で被災地には_「届いてない、見捨てられてるんじゃないか」との声。


経済産業省の経済産業政策課の広瀬直さんは「日本経済全体の再生と被災地の復興に大きな効果が出て来ると思います」と語る。
「東日本震災からの復興の基本方針」に「活力ある日本全体の再生」と言う文言が記されてあり被災地以外にも復興費を投入する事が可能になったと言う。

復興費バラまきの実態をあばくNHK面目躍如の調査報道番組だった。
合法的な復興費のバラマキを誰も止められない。
だれも咎める事が出来ない。

被災地の復興予算は次々と官庁に吸い取られて行く。
もともと本気で被災復興など考えず、このバラマキが目的の復興予算計上だったのではないだろうか。



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