木星通信 @irakusa

紙屑が発信するごみサイトです。

2012年10月


http://twittaku.info/view.php?id=258043142383730688

昨日、夫が、泣きそうな顔をして帰ってきた。聞くと「表参道で、農家の人が梨と桃を売ってたんだよ。1つ10円で、福島産で・・」どんなデモより、怒りの声より、心に迫る悲しみ。私たちはどうすればいい? 

このTwitterは大ウソです。
今日、表参道でこの野菜・果物売りの人に話を伺ってきました。
それによると、この野菜売りは雇われているバイトの人で社長は足立区の八百屋さん。
上の文章では「福島の農家の人が梨や野菜を売りに来ている」と解釈できそうなTwitterの内容ですが、間違っています。 

さらに!
一つ「10円」なのは千葉産の大根の事です。
梨は宮城県産の物で二つで1000円。
梨を買ってくれた人にはサービスで大根などの野菜を10円で売るとか。
写真も「野菜10円」と書いてあるでしょう?
2012年10月31日午後3時頃撮影。

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2012年10月24日から、青山通りと表参道の裏通り「青参道」と呼ばれる小道でアートフェアが開催されている。

青参道に散在する店舗がそれぞれ「アート」を体感できるイベントや催しが開かれる。
写真で紹介しているのは、店内一面に落書きが出来るワークショップ 「アートジム

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お茶の水美術学校のアンテナショップ。
美大や芸術家を目指す人だけではなく、広く一般にもアートレッスンに親しみ、アートを生活の中に取り入れてもらいたいというのが「落書きショップ」の目的だ。
開催期間は11月4日日曜日まで。

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放射能被害、被曝被害に悩む親御さんの一人でも多くの方に読んで頂きたい。
大勢の人が無関心だから、だから放射能は無害なの?
皆が逃げないから、「私も」。
それで・・・いいの?


2012年10月29日の烏賀陽弘道さんのTwitterより。


政府、マスコミが「低線量被曝は健康に害を与えない」「それに沿った行動をしないには科学的事実を理解してない」といくら説いても「我が子に万一のことがあっては」という親の行動を変えることはできないのです。>>「原発難民」 烏賀陽 弘道

学者が「フクシマの低線量被曝では小児甲状腺がんの発生は心配しなくてよい」というような言説に注意してください。彼は「その他の病気は専門外なので知らないけど」という前提を省略しているのです。チェルノブイリ周辺では消化器、心臓障害、白内障などが報告されています。

日本人はなぜか「多数が信じることは正しい」「信じる人が多い方が正に近い」という「正誤を多数決(数)で決める」というちょっと考えればすぐにおかしいとわかる判断をやってしまう悪癖があります。
なので「全員が間違っている」という状況に対処が遅れます。
原発災害はその典型でしょう。

問題は「低線量被曝の健康被害には確定的な結論がない」「数年したら自然に結果はわかる」「影響がなければめでたし」「あれば手遅れ」「被害は子供が背負う」という「合理的な推論」からすれば、今は「最悪」を回避するためにリスク回避行動を取るのが当たり前です。

問題は「低線量被曝の健康被害には確定的な結論がない」「数年したら自然に結果はわかる」「影響がなければめでたし」「あれば手遅れ」「被害は子供が背負う」という「合理的な推論」からすれば、今は「最悪」を回避するためにリスク回避行動を取るのが当たり前です。

「放射能の被害を心配しすぎ」「神経質すぎる」という発言者は「人間の行動や心理は不合理である」という現実の鉄則を忘れています。まるで経済学の教科書のように「市場参加者がすべて合理的に行動するなら」という現実にはありえない仮定を振り回して「現実が合理的じゃない」と怒るのは愚かです。 
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「暴力は止めろ!」「可笑しいだろ、Tシャツの文字がだめなんて」法廷の中に悲鳴と怒号が飛び交う。
30人の傍聴人の目の前で原告の園良太さんは警備課の職員によって法廷から連れ出され、裁判所の敷地外へ退去させられた。

2012年10月29日、午後2時から東京地裁721号法廷で行なわれた麻生国賠の法廷は、開廷後、10分もたたない内に、傍聴人の失笑とヤジに包まれた。
苛立った裁判長が厳しくそれを咎め、さらに傍聴人が裁判長対して非難のため息を返す。
裁判長は園さんが着ていたTシャツのロゴが裁判の進行の妨げになるとして、「ロゴを隠すように」と指示が出された。
それに対して園さんは「理由を述べて下さい」と切り返した。
傍聴席から「字なんか見えないよ」「可笑しいよ」と抗議の声が上がり、頑としてTシャツのロゴのどこがいけないのか、論理的な理由を示さない裁判官に傍聴人の失笑の声が漏れた。
裁判長は「傍聴人は笑うのを止めなさい!」と傍聴席に警告して審議を一時中断し、再開されてもTシャツの文字を隠すように園さんに要請した。

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(写真は裁判所入り口でTシャツのロゴを隠さないと入館を認めない、と言われ、裁判所入り口で警備員と睨み合う園良太さん)


支援者の一人、麻生国賠事務局の青年が「可笑しいぞ!」と野次ると裁判長は不規則発言として退廷を命じた。
園さんはそれに激しく抗議、2時20分には園さんも退廷、そして裁判所の敷地外へ退去を命じられた。沢山の警備員にもみくちゃにされ、担ぎ出されるように法廷から退廷させられる園さんの様子に傍聴者から「暴力は止めろ!」「表現の自由を認めろ!」と怒号が飛び交い、法廷は騒然となった。
その直後に法廷は閉廷となり傍聴者達は職員達によって強引に法廷から出された後、弁護士会館で待っていた園さんと再会した。

園さんの弁護団は「このような原告への行為は法廷警察権の濫用である、違法な対処の仕方に異議を申し立てます。次回裁判期日は未定だが、早めに決めて、園君達の逮捕の不当を国に認めさせたい」と支援者達にこれからの裁判への闘い方を宣言した。

裁判後の親睦会では支援者から「裁判を進める様に柔軟に対処して欲しい」「最初の目的を忘れないで」「いいや、おかしな事は可笑しい、と言わなきゃいけないんだ」と、混乱を極めた法廷闘争のやり方に対して活発な議論がなされた。
そして「あの裁判長は何ですか?笑っちゃいけないって、私達は人間ですよ、感情を表現するなって何ですか?」「園さんは麻生邸リアリティーツアーで警察に、裁判所では裁判官に表現の自由を弾圧されたんです」と裁判所への不信と怒りの声が噴出。

 園さんは今日の裁判について「裁判が中止になり、法廷から退去させられたのは、悔しいし、怖い事です。裁判所の入り口にも最初から公安が居て、見張っていた。三権分立なんだから、そういうの止めて欲しいです」と裁判所の過剰な程の対処に強い憤りを見せた。
「裁判長はデモにも行かないし、政治運動もした事が無い、街頭で抗議運動をする人間に偏見がある」
「裁判官やジャーナリストは現場から切り離されたエリート職になりつつあるのです」
さらに「このTシャツを脱ぐ事は民主主義の死、裁判所の死を認める事になります!」とこの日の裁判所内での行動は信念に基づいた正当な物であると、胸を張った。
今後、裁判と共に、園さんの運動の方針を聞いてみたところ、「三つの抱負があります」と切り出した。

「ひとつは福島の事。最新型の権力の横暴が行なわれている。 放射能安全キャンペーンをやったり、被災者同士を争わせたり。これをなんとかしたい。二つ目は沖縄の事です。オスプレイ、米兵のレイプ_酷い事だらけ、日米安保を見直し、戦争政策をやめさせよう、と皆に訴えたい。そして三番目は野宿者強制排除の事です。東京の暴力の最先端だと思う。そして最後に福島にしろ、問題は世界中に繋がっている。世界の人達と連携して繋がり、運動を展開して行きたいです」と今後の運動の理想を語った。

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退廷の理由となった園さんが着ていたTシャツ。
「YES! 抗議NO!排除」の文字。黒地にグレーの文字で殆ど見えない。
これが裁判所で禁じている、ゼッケンやプラカード、腕章の使用に当たるとして、この文字、ロゴを隠すように再三注意を受けた。

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おわびします  

編集長 河畠大四 

本誌10月26日号の緊急連載「ハシシタ 奴の本性」で、同和地区を特定するなど極めて不適切な記述を複数掲載してしまいました。
タイトルも適切ではありませんでした。
このため、18日におわびのコメントを発表し、19日に連載の中止を決めました。

橋下徹・大阪市長をはじめ、多くのみなさまにご不快な思いをさせ、ご迷惑をおかけしたことを心よりおわびします。


編集部にも電話やメール、ファクスなどで、「差別を助長するのか」「チェック体制はどうなっているのか」といった批判の声が多く寄せられました。
ご意見を重く受け止めています。

この連載は、編集部がノンフィクション作家・佐野眞一氏に出筆を依頼しました。
今年9月に「日本維新の会」を結成してその代表になり、第三極として台風の目になるとも言われる政治家・橋下徹氏の人物像に迫ることが狙いでした。
差別を訂認したり助長したりする意図はありませんでしたが、不適切な表現があり、ジャーナリズムにとってもっとも重視すべき人権に著しく配慮をかけるものになりました。

この記事を掲載した全責任は編集部にあります。
記事の作成にあたっては、表現方法や内容などについて、編集部の検討だけではなく、社内の関係部署のチェック、指摘も受けながら進めました。
しかし、最終的に、私の判断で第一回の記事を決定しました。

多くの関係者を傷つける事態をまねいたことについて、深く反省しています。
読者のみなさまにもご迷惑をおかけしたことをおわびします。

今回の反省を踏まえ、編集部として、記事チェックのあり方を見直します。
さらに社として、今回の企画立案や記事作成の経緯などについて、徹底的に検証をすすめます。

2012年11月2日号(10月23日発売)
以上の異例のお詫び文が週刊朝日編集長から読者へのメッセージとして掲載された。
(この騒ぎの)全ての責任は編集部にあると記されているように、この号の発売3日後の26日に編集長河畠大四氏が更迭された。




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