木星通信 @irakusa

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2013年02月

 2013年2月28日午後1時半から午後四時まで、東京高裁429号法廷にて「2・9堅川弾圧裁判」の最終弁論が行なわれました。裁判長大野勝則。

 検察の求刑一年に対して、被告側弁護士の弁論とともに、被告・園良太さんが一時間近くにわたって「僕は無罪」と熱弁をふるいました。

 園さんは2012年2月9日に江東区役所に堅川河川敷公園で野宿をしていたAさんの強制排除に対して抗議に行き、そこで役所のガラスを割った事で逮捕されました。

 園さんは賠償金50万円を払い、謝罪の気持ちを示しましたが、その後役所への威力業務妨害に容疑を切り替えられて、起訴され、度重なる勾留延長で127日間勾留されました。
200万円の保釈金を払い、現在は保釈中です。


 園さんは江東区役所が河川の改修工事を行なったのは、長年問題なく住み着いていた野宿者を排除する為だとして、貧困弱者に対しての非人道的な役所の姿勢を強い言葉で批難しました。

 さらに最初の容疑でなく威力業務妨害で起訴したのは、反原発運動や排外主義の為に活発な活動を続ける自分への弾圧目的であり、その為に長期拘留を求めた公安の政治的起訴であり、運動妨害の悪意があると、逮捕・起訴への不当性を訴えました。

 また、野宿者Aさんに対しての暴力的な排除行為を説明し(参照・僕が逮捕されたわけ)自分が行なった抗議行動の正当性を主張しました。
 市民が役所に抗議に行っただけで逮捕される、公務執行妨害や威力業務妨害が適用される、その事は福島原発の事故被害者達が東電に抗議をしたり、貧困弱者が行政に助けを求めたりする事にも適用されて、市民が簡単に逮捕・起訴されてしまう事へ繋がるかもしれない。それは絶対に認められない。自分が無罪を勝ち取らなければならない、と裁判官に申し立てました。(園良太さん意見書全文


 園さんに先立って行なわれた弁護団の弁論は二時間近くに及ぶ大弁論になりました。
主任弁護士である大口昭彦弁護士は「園君はガラスを割った事は反省し、弁償もしている。またその行為は区役所職員に向けたものではない。また、業務上の支障は江東区役所が園君達が来る事を見通して抗議をブロックする為に「警備計画」を設定し、2月9日当日に最高度のレベル4の警備体制を敷いて対応した事により発生した事ものである。区役所が自らの業務を妨害したに過ぎない」なので威力業務妨害の起訴は不当であり、「検察側が我々を荒唐無稽とした主張はそっくりそのままお返しする」と堂々と園さんの無罪弁論を主張しました。

 さらに、公務員は憲法15条に基づき、市民の奉仕者として市民には窓口で真摯に対応しなくてはならない。抗議に対して警備体制を敷いて抗議者を逮捕させるのはもってのほかだ、と園さんの逮捕は違憲問題である事も付け加えました。

 また上杉崇子弁護士は国際人権法に基づき、居住権、生存権は等しく認められるべきだとし、フランスの貧困弱者の支援活動である慈善団体「ドン・キホーテの子どもたち」を紹介しました。
 そしてフランスでは貧困弱者への救援・救護活動で逮捕・起訴される事はない、基本的人権を区役所職員が理解していない、園さんへの逮捕・勾留は現代の人権尊重国家として由々しき事件であると訴えました。(弁護団意見書全文

 次回は判決言い渡し日になります。
2013年4月18日木曜日午後三時から。

 写真は裁判所前でシュプレヒコールをする園良太さん。

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 園さんが地裁前に姿を現す前から待機していた公安警察らしき人と揉み合い寸前に。

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 園さん「あれあれ、なんでアンタ達居るの?三権分立でしょ?裁判所に来るな!」
黒いスーツの団体「............」

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トラメガの大音量に耳を押さえる公安警察。
「あれ、僕らの主張に耳が痛いの?」
と支援者は呵々大笑。

その

法廷で意見書を読みながら弁論する園さん。
写真

 また、裁判中、裁判官に苦情を言った男性が傍聴席から連れ出される一幕も。裁判後、弁護士会館一階ロビーで集会があり、傍聴人達は「園君は人権・人道の為に闘っています、これからも応援したい」と裁判を見守り続ける事を誓い合いました。

 国際人権規約に基づいて堅川強制排除は違法であり、被告園良太さんの行為の正当性を主張した上杉崇子弁護士。
 
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右側は主任弁護士である大口昭彦弁護士。

DSCN2503


 園良太さんブログ   2・9救援会




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 2013年2月24日、午後18時から、都内の自由報道協会会見場にて、元東京電力の社員、染森信也氏(52)が記者会見を行なった。

 IWJ会見動画

 染森氏は福島県双葉町の町長選挙に立候補を表明した。
前町長は井戸川克隆氏(66)で、再出馬を表明している。
双葉町の町長選挙は立候補者7名3月10日に投開票が行なわれる。

 染森氏は看護士で福島第一安定化センターJビレッジ運営部 医療支援グループに2012年1月から12月まで一年間従事していた。会見の中で「福島の贖罪」という事を延べ、独自の理論を展開した。
(会見配布資料)

 染森氏は双葉町民が原発誘致の罪を認め、世界と未来の人びとに心から謝罪をし核廃棄物管理を引き受けるとともに目に見える形で贖罪するべきだ、と主張している。

  資料より書き出し。

「双葉町民が「出稼ぎをしなくても済む」町つくりのために原子力発電所を誘致した歴史。
双葉町民は、原子力安全協定による実効性のある措置を怠った歴史。
双葉町民が、1991年に、全会一致の町町議会決議で原子力発電所増設を要請した歴史」
を振り返り、双葉町民は被害者として責任を追求する前に、その罪を認め、自ら謝罪するべきだとしている。

 再び書き出し。

 「双葉町町長はじめ町民の多くが「危険だから」逃げ出したとき(原文ママ)逃げ出した場所にフクシマ「事故」=「人道犯罪」の収束のために、地元の東京電力社員、協力企業社員だけでなく、全国から「出稼ぎ」労働者、自衛隊員、警察官、消防職員など多くの人びとが馳せ参じてくださっているという事実」を認め感謝の気持ちを持つべきだとした。


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 控訴期限も切れた27日にテレビ東京に問い合わせた所、該当番組のHPで控訴の断念を発表したというので、リンクをここに貼ります。(順番の数字は私が勝手につけたものです)
尚、甘利大臣の事務所に問い合わせた所、ガチャ切りされました。

「週刊ニュース新書」をめぐる東京地裁判決について

①裁判内容の説明 2011年6月に放送いたしました、弊社(以下 被告という)報道番組「週刊ニュース新書」の放送内容について自民党の甘利明議員(以下 原告という)から、
1.謝罪放送の実施 
2.1150万円の慰藉料の支払い
が求められていた裁判で、1月29日に東京地裁の判決がありました。」

②控訴断念の説明「判決では、原告の訴えを一部認め、被告に対し330万円の支払いを命じました。
被告側では、判決を不服として控訴するかどうか控訴期限ギリギリまで検討を重ねましたが、
控訴しないとの結論に達しましたので、ここにお知らせいたします。」

被告記者はVTR編集上の誤りを認めた。「今回の判決において原告に対する一部名誉毀損が認められた、「VTR編集上の誤り」については、既に放送一週間後に訂正放送を実施し、被告自ら認めている点でもあります。」

③被告としての主張「しかし、被告側としては、
①原告に対する取材は適正なものであった。
②原告が不都合とするシーン(インタビューを中断した場面)は放送しない、という約束は存在しない。そもそも報道機関が放送内容や編集方針について取材対象者、ましてや国会議員と何がしかの合意をすることは、報道の自由の観点からありえない。
以上2点を最大の争点として主張をして参りました。」



④判決内容の検証判決では、この点について、「不適切な質問方法があったとは認められない」「原告が主張する約束が成立したとは認められない」として、被告側の主張を認め、原告の主張を退けました。また、「報道機関と国会議員との間で、報道内容について債権債務関係が成立すると解すること自体に疑問がある」との認識も示しました。

従って、原告が求めていた「原告は不適切な取材に疑問を感じてインタビューを中断した」
「そのシーンは放送しないという約束を破った」旨を表明せよ、という謝罪放送の実施についても、原告の訴えを退けました。

以上の点を鑑み、判決内容を不服として控訴する積極的な理由はないとの結論に達しましたので、控訴しないことといたしました。」

以上引用終わり。

 双方痛み分け...というのがテレ東側の主張のようだ。
 控訴を断念したと言う事は、③の報道人としての「権力者、または国民の信託を負った政治家への追求」、「事実関係の周知」を全うする事は330万円の損害賠償金を支払うリスクが現場の取材記者に発生する前例を残してしまった事になる。

 なにより、自民党政権時代に建てられた原発事故の調査報道、責任追及に重い枷を課した事になる。
300万円の賠償リスクを冒してまで取材が出来るメディアなど存在しないからだ。

 権力者の情報操作から市民を自由にする、という報道の理念を踏みにじるような地裁の判決を受け入れてしまったテレビ東京。とても残念ですし、放送に関わった記者とプロデューサーは処分されました。なんて事でしょう・・・原発事故の責任追及など、報道としても当然の責務なのに・・・

 #この記事について、検証記事を「ビジネスジャーナル」に寄稿いたしました。
是非みなさん、このビジネスジャーナルの記事を衆知、ご拡散下さい。フェイスブックでイイネを押して下さると効果が目視できて助かります。「市民による 政治への監視」について考えるきっかけとなれば幸いです。
傍聴から四年目の悲願の記事化でした。

 
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 @kyahsさん提供。撮影時2013年2月26日。埼玉のスーパーで。
売り場のPHPには「産地・熊本」と書かれていたそうです。

ただし、トマトが入っていた袋は透明で産地の表示はなし。値段は198円で量を考えるとかなり安め。
どの袋にもこのような奇形のプチトマトが入っていたとの事です。
気持ちが悪いので購入はしなかったそうです。

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 2013年2月24日、午後三時から、福島県双葉郡、浪江町の警戒区域に指定された牧場で殺処分の牛を生かし続けいてる「希望の牧場ふくしま」の吉沢正己さん(58)が東京渋谷の駅前で街宣を行なった。

 吉沢さんは日曜日の買い物客で賑わう渋谷の駅にバンを停め、ハンドマイクを握って「子ども達の未来の為に、農家の為に原発の無い社会を」と訴えた。

 吉沢「このままでは、僕たちの未来は、子ども達の未来だってない!皆さん、今止まっていた原発の運転がこの秋にも自民党によって、再稼働の話が本格的に持ち上がるでしょう。でも大地震は来る。大津波が起きた、もう、ああいうのが二度と起きない、そんな事はないだろう。今日本の地震は活発化しております。あのような15メートルの津波がくれば持たないのは日本の原発、どこも同じです。

 再び放射能まみれの汚染事故、双葉郡の二の舞を起こしてはならないのです。昨年来より、首相官邸や国会議事堂を包み込むような、毎週毎週の抗議のうねりが続いております。

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 皆で広く連帯をして、皆で深く連帯をして、どうしても、子どもや孫達の未来の為に原発の時代を乗り越える。ヨーロッパやドイツでたどるような、そういう国作りの為に皆で頑張っていきましょう。
福島県双葉郡、浪江町。僕らの町が酷い放射能まみれにされてしまった。皆追い出され帰れない。なんで町の意味が無くなるような仕打ちを受けなければならないのか。

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 残りの人生をかけながら。東京電力の責任、政府の責任、原発依存の有り様を問い続けたいと思います。皆で日本の子ども達の未来の安全の為に 農家の皆さんが放射能の被害を気にしなくて住む様な、そういう日本の未来の為に力を尽くそう!皆様どうぞ宜しくお願い致します。」

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 吉沢正己さんは昭和29年3月6日生まれ。
千葉県四街道市の出身。東京農業大学畜産科卒業。

_M牧場という名前から「希望の牧場ふくしま」に名前を変えたのはどうしてですか_

吉沢「3・11前は牧場は牛を預かって太らせて売る経済活動をしていました、しかし、被曝してしまったので350頭の牛はもう売れない、政府からは殺処分しろと命令が来ました。国にとっては迷惑な存在なんです。しかし、我々牧場は生かし続ける事を選んだ。原発事故の生き証人として生かし続ける事にしたんです。もう経済活動ではないので『希望の牧場 ふくしま』と名前を変えました」

__吉沢さんは何処に住んでいるんですか__

吉沢「牧場です。だって牛が餓死しちゃう。牛飼い農家の意地にかけても、牛を殺す事は出来ない。(警戒区域の)ペットは保護されるのに家畜には殺処分される、て、なんだと。同じ命じゃないか、と。
これは経済じゃないんです、ベコ屋の哲学なんです。」

__警戒区域に住んで不自由はないですか__

吉沢「郵便が来ない、新聞が届かない、宅急便が届かない 新聞は南相馬に行ってコンビニで買います。電気、水道も来てる。薪ストーブで温かい暮らししてるし。ま、新聞は見たいし。宅急便は連絡あって取りに行きます、色んな支援の物資が届くので」

___これからもずっと浪江町の牧場に住み続けるのですか__

吉沢「吉沢「牧場は居住制限区域に改定されました。だから罰則はなくなったんです、牛を生かすと決めた以上、被曝は覚悟しています」

___有難うございました__

 寒風吹きすさぶ渋谷の町に「僕らの町は意味が無くなった!原発の無い社会を作りましょう!」
と叫ぶ吉沢さんの声が響き渡っていた。
足を停め、耳を傾ける人びとが増えて行き、吉沢さんの希望が実現する事を祈りたい。

『希望の牧場・ふくしま』支援物資の宛先は
〒979−1501
福島県双葉郡浪江町立野春卯野157

吉沢正己さん まで。



希望の牧場公式ブログ
 
む399

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