2016年06月
盗聴法とヘイトスピーチに関する勉強会 東京都豊島区雑司が谷
盗聴法成立の真相_盗聴法の勉強会があります。来週ですね。
■第85回草の実アカデミー
「刑事訴訟法・盗聴法の大改悪はなぜ成立したのか」
講師 山口正紀氏(ジャーナリスト・「人権と報道・連絡会」世話人・元読売新聞記者)
日時:6月18日(土) 13:30開場、14:00開演、16:45終了
場所:雑司が谷地域文化創造館第4会議室
東京都豊島区雑司が谷3丁目1−7
http://www.toshima-mirai.jp/center/e_zoshigaya/
交通:JR山手線「目白駅10分」、東京メトロ副都心線「雑司ヶ谷駅」の上
資料代:500円
主催:草の実アカデミー(公益社団法人マスコミ世論研究所)
http://kusanomi.cocolog-nifty.com/
読者の購買意識の変化との乖離_女性ファッション誌の不振が影響、雑誌の売上が約32年ぶりに書籍を下回る
女性ファッション誌の不振が影響、雑誌の売上が約32年ぶりに書籍を下回る
売上が落ち込んでいる雑誌の中でも女性ファッション誌が前年度11.8%、ティーンズ誌が同7.7%減少となっているという事だ。(上記リンクより〜)
あくまでも取材結果ではなく、個人的な感想なのですが、「ZOZO TOWN」 などで個人が自由に自分の期待服をカスタマイズして購入する時代に「今、買わなくてはいけない服」なんて上から目線で購買欲をあおるような、全て、とは言えませんが「買え買え買え」のサブリミナル効果が散りばめられたファッション雑誌の記事に共感は今時少ないだろうと思います。
メーカーとの談合で企画が練られ、読者に人気のモデルで記事が作られる。
雑誌社がメーカーからと読者と二重に利益を得ている事に多くの読者がそろそろ気がついているんじゃないでしょうか。
本当に知りたいこと、知っておいた方が良い事は絶対載せない。
女性が活躍出来る環境が乏しく、世界で影響力のある女性のランクは社会進出が禁じられているアラブ社会の一つ上という惨状で、「リンク1」安倍総理が女性の給与所得低い事に何の問題も持たず肯定感すら漂わせる答弁をするなかで、女性雑誌の中だけは幻想の輝く女性が登場し、容姿端麗、都内に瀟洒なマンションや一軒家を所有して、高給取りの旦那様が存在するその人は10万円クラスの靴やバックを惜しげも無く購入して、高級住宅地に住む「叔母さま」の家に生け花を習いに行ったりしてるのだ。
そんな女存在するか
そんな幻想に輝く女性になる為には高級ブランドの服を買え、靴を揃えろなんて、もう言ってる場合じゃないんですよ。女性雑誌の編集部さん。
子供を預ける場所が無い。介護が迫って来ているのに介護施設に空きがない。結婚したいけど、回りの男性はあまりにも幼稚で社会的負担を全部被りそう。結婚しても女でいなくちゃいけないのに、専業主婦をしてくれは無理。共働きなのに旦那が甘やかされてそだって家事を分担してくれない。給料が安くて都心に住めないから通勤が大変で買物も不便、とても結婚して子供を持つ事は出来ない。
知ってしまった。私の方が上司なのに新入社員の男性と給与が殆ど変わらない。
そんな事ばかりですよ。
東北や関東に住んでいれば、放射能リスクも心配だし。
青山のお風呂やさんに行ったら、幼稚園児を抱えるお母さんが沖縄の母子移住について真剣に話し合っていた。そういう現実、解ってますか?雑誌の中に女性のリアルな生き方、悩み、存在しますか。
女性雑誌の編集部さん、そんな読者の悩み・意識変化に気がついていますか。気がついていても経営方針を変えられないのなら、そりゃ、部数は減りますがな。昔は女性雑誌ってリスペクトありましたけど、広告主の方ばかり向いて読者のリアルな気持ちに無関心では「勘違いしたイタイ雑誌」で切り捨てられますよね。雑誌の資本は読者って当たり前の事、忘れてはいませんか。
海外の女性雑誌に比べて、日本の女性雑誌は化粧品のカタログのようだ。ダイレクト・メッセージが少ない。海外の化粧品が超高級品だった頃から雑誌の作りが変わっていない。
今現在の女の悩み(仕事、恋愛、病気、心)に向き合って務めた記事がありますか。
読者は買った損失よりも買わない損失の方にメリット感じますよね。
私ももう数年間女性雑誌買っていません。美容院でお話しのネタに読むくらい。
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「リンク1」より〜
これが「ウーマノミクス」の現状だ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kimuramasato/20130602-00025399/
「いくつかの調査で日本女性の社会進出度は最下位、良くても下を見れば、女性の教育や社会進出を禁じる一部のイスラム国家がズラリという信じられない実態が浮かび上がってきた。」
山尾志桜里 議員答弁 安倍内閣の女性蔑視答弁を記録します。
色々腹の立つ事がありますけども、この山尾議員が烈火の如く怒った5月16日における安倍内閣の「女の給料は安く押さえてあるから女が就業している保育士は給与上げられないなぁ」答弁、あまりにも酷いので、記録します。どうですか「女が輝く社会」、とか甘い言葉で票を集めて裏の本音はこれですから。
山尾議員の憤慨ももっともです。
民進党 HPより〜
https://www.minshin.jp/article/109079
保育士の処遇改善策をめぐっては、民進党が待機児童の解消に向け3月24日に衆院に提出した、保育等従業者の給与を平均して1人当たり月額5万円引き上げる法案が1カ月半もの間たなざらしにされていると指摘。この問題に後ろ向きな政府・与党の姿勢をあらためて問題視するとともに、4月26日の「1億総活躍国民会議」での安倍総理の「保育士の改善については、新たに2%相当の処遇改善を行う」との発言を取り上げ、「この新たな2%というのは、民主党政権時の2012年に社会保障と税の一体改革の計画でやりましょうと言って決めた2%のことであって、『新たに』とは言わない」と断じた。
2%相当の処遇改善に加え、塩崎厚生労働大臣が「保育士としての技能・経験を積んだ職員について全産業の女性労働者との賃金差が月額4万円程度あることも踏まえて、賃金格差がなくなるようさらなる処遇改善を行っていく」と発言したことから、「保育士の給料が全産業の平均より11万円も低く問題だという論点を話しているときに、女性の平均をものさしに出されたのは大変問題」だと指摘。
安倍総理も「全産業の男女と比べるのが一番いいわけだが、そもそも保育士の男女差は全産業での男女差よりもだいぶ少ない。
一気にそれをなくすのは難しいわけだからまずはそこまでいくということ」などと塩崎厚労大臣の発言を追認したため、山尾議員は「保育は女性の仕事なのか。男女の賃金格差があるという大きな社会問題を認めるのか。
女性労働者の賃金をものさしに使うということはこの2点を前提にするということ。そもそも保育や介護の賃金が全産業に比べてとても安いのは、保育や介護の仕事が女性が家でやる仕事、あるいはその仕事が社会化されても女性が担う仕事だという歴史的なさまざまな背景や価値観があるからだ。
このままでは女性活躍政権どころか男尊女卑政権だと言われる」などと厳しく批判した。山尾議員は「保育士の給与が低過ぎて不足しているため、(子どもを預けられないことが)女性が社会にはばたけないハードルになっていたり、子どもに居場所がなく育ちの場所がなかなか与えられない。この両方をきちんと解消しなければこの国の未来は築けないということが問題なのだ」とも指摘、総理と厚労大臣の答弁に抗議の意を表明した。