原発被害者と支援者の集い

 

原発災害被災者の風化を止めるための集会「原発被害者と支援者の集い」が3月24日、日比谷公園の野外大音楽堂で開かれた。

 主催したのは、原発被害者の会と原発被災者義援の会だ。被災者は現在起きている問題や不安を訴え、支援者は被災者を励ました。

 

写真:原発被害者と支援者の集い

 

【被災者(被害者)の発言】

浪江町から避難している眞塩佐知子氏は「国と東電には加害者としての誠意が全然見えない」「避難生活が長期になるほど、心の負担は計り知れない」と訴えた。
 

南相馬市在住の鈴木直清氏が「私は放射能の事はわからないが『年間100ミリシーベルトまでなら放射能は怖くない』と言うなら、除染をやめろ」と述べると、会場から笑い声とともに拍手が起こった。

 

【支援者の発言】

矢内世夫氏(原発被災者義援の会代表)は、この集いの目的について、「現時点で、原発被害者・被災者の存在そのものが、日本全体として忘れられている。その風化を止めるためだ」と述べた。
 

加来健一氏(地球こども新聞編集ディレクター)は「被害者同士スクラムを組んでがんばって欲しい。そして、僕達はそれを支えていきたい」と被災者を励ました。

矢内世夫氏

                                                  写真・矢内世夫氏(原発被災者義援の会代表)
 

 

【参加者へのインタビュー】

浪江町から郡山市に避難している渡辺ルメ子氏は、この集いに参加した感想について尋ねると「(この集いは)良かったが、自由に発言出来る機会がなかったのが残念だ」と答えてくれた。

神奈川県在住の原田茂氏は「被害者の方を支えたい」と話してくれた。

 

 

 

【全国市民記者クラブ 佐藤秀則