STAP細胞報道について、混乱するのでまとめてみました。(科学的知識不要)

STAP細胞はこの二つの否定論で纏めらつつあるようだ。

(A)STAP細胞はES細胞である。(報道基調)
(B)STAP細胞は死んでゆく細胞の光、自家蛍光を誤認したものである。(理研中間発表)

しかし、この二つの否定論は科学的根拠からかけ離れたもので、「STAP細胞が自家蛍光なら説明がつかない疑問点1」で指摘したように、実はこの二つの否定論と「今までのSTAP細胞の報道」は全く矛盾するのだ。繰り返し述べるが、この事を理解する上で科学的知識は不要。


「①ES細胞は胎盤を作れない」「②100%すべてSTAP細胞で作られた胎児の動画・画像が存在する」「③STAP細胞が混じったキメラマウスが生まれている。(画像あり)そしてその子孫が存在する」

この三点だけで矛盾点を見つけ出してみよう。

(A)STAP細胞はES細胞である。
とすると、①の「ES細胞では胎盤が作れな」いので、「②100%STAP細胞の(胎盤も確認できた)胎児動画・画像」が存在する事の説明がつかない。

(B)のSTAP細胞は死んでゆく細胞の光、自家蛍光を誤認したものである。
とすると、③の「STAP細胞キメラマウスが生まれている(画像あり)」とも説明がつかない。
自家蛍光は細胞が死ぬ時に光を出す現象の事で、STAP細胞は様々な臓器を作成できたかどうか確認するために、
光るタンパク質を遺伝子に入れている。つまり、細胞を緑の蛍光色で着色した訳だ。
小保方博士や理研の研究者達は自家蛍光を見て、STAP細胞が光った、と誤認したという。

それなら、②は死んでゆく細胞で鼓動する心臓を持つSTAP細胞のマウスの胎児画像を捏造した事になる。
そして、③はキメラマウス(STAP細胞と、普通の細胞の混合で生まれたマウス)が生まれるはずはない。

科学雑誌Newton4月号にはSTAP細胞紹介コーナーでSTAP細胞が発現する様子がGFP(STAP細胞に入れられた緑色に蛍光するタンパク質)で確認されている画像が紹介されている。自家蛍光は10程で死滅すると言う。3日生きてた珍種?

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論文の画像の切り貼りも失敗する小保方博士が動画・画像の捏造テクニックを持っているとは思えない。
また、理研の科学者達が中間報告発表前にこれらの矛盾点に気が付かないはずがない。

理研は何かを隠している。そして、今、小保方博士と故・笹井博士がSTAP細胞捏造実験の批判の矢面に立っている。小保方博士がこれらすべての実験捏造をして、若山博士や故・笹井博士をだまし遂せていた、と考えるのは拙速過ぎる。

STAP細胞は捏造実験だったとして、それならば、関与者全員がその名前を明らかにして、同じく矢を受けるべきだ。







画像はNewton4月号のSTAP細胞特集より。小保方博士が2010年にキメラマウス作成実験の協力を求めて若山研究室を訪ねて来た苦労話が掲載されている。
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