有志の会にも書きましたが、「専門的で解り辛い・・・」と言うご指摘受けましたので、こちらに書き直しますね。
2015年12月18日付けの古田彩氏の発言。
  
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 これを見ると、まるで9月に「STAP現象は再現出来ない」という論文がネイチャーに掲載されたかのように思いますが、そんな論文はどこにも存在しません。

 STAP細胞論文へのレビュー(批評)が追試結果とともに掲載されてるだけです。
 『アトモスの部屋』さんより〜
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 詳しくは、『アトモスの部屋』さんを読んで頂くとして、時間のない方に簡単に説明すると、STAP細胞論文へのレビュー(査読、批評、追試の感想文みたいなもの)が2報掲載されてるだけで、『STAP細胞の存在を否定する論文』なんか存在しない、という事です。

 須田桃子さんも大々的に『STAP現象 133回追試 すべて作れず』との記事を掲載しておられますが、なんでしょうね。この記事も最初は研究の報告だったのが、最後は学術論文になっていますね。
「研究レポート、論文レビュー」が『学術論文』ならわたくしも明日から博士ですね。

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 取り下げられた論文の追試をしてその論文の否定論文が『ネイチャー』に掲載されるってちょっと学術論文に詳しいヒトならすぐに可笑しいと解る筈ですけど。『ネイチャー』が科学者の罵り合いの場になっちゃうでしょ?

 こんな簡単な報道トリックを仕掛けて来るなんてそもそも私ら一般人はナメられてますよ。
追試の報告が載っただけなのに『世界レベルで否定された』みたいな印象報道してる訳でしょう?

 もし、このブログ記事を日経グループのヒトが見ていていたら、問題化した方が良いと思いますよ。
『天網恢々粗にして漏らさず』こんな風に”査読”してちゃんと見破るヒトがいるんですから。
後々、問題が大きくなる前に、この事は報道機関としてちゃんと対処した方が良いと思います。

 『戦後最大の報道不正』として教科書に載る前に。
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 これも正しくは『若山照彦博士がSTAP細胞から作ったと主張していたFI幹細胞の〜』ですよね?
FI幹細胞は現存してるものは全て若山照彦博士が作製されたんだから。
まるで『既存の細胞』の『混合』である『FI幹細胞』を『小保方さん』が作ったかのように誤解させる表現ですよね?なんでこうなるのかしら?『日経サイエンス』のSTAP細胞の記事、一から読み返してみてね。持ってるヒトは。