5月9日、東京都内のプレス・センターにて、憲法学者で慶応大学名誉教授の小林節氏が政治団体を立ち上げ、記者会見を開いた。会見会場には100名をゆうに超える記者が詰めかけ、憲法学者が作る政治団体について矢継ぎ早の質疑応答が行われた。 

 小林氏は10人の擁立候補を募り、参院選に出馬してもらう予定である事を発表した。
擁立候補はネットなどで呼びかけを行う。


 ★旗印は「打倒安倍政権」「改憲阻止」

 読み上げられた声明文には「今夏の第24回参議院選挙において、安倍政権打倒を目指した選挙戦を闘う」とあり、「選挙の争点は安倍政権による三分の二の議席獲得を阻止して国民生活と経済の安定を実現する事です。」とアンチ安倍政権の旗色を鮮明に打ち出している。
「アベノミクスは失政であり、TPPは現在の失政を更に拡大する以外何物でもありません」。と安倍政権の政治能力を完全に否定する方針だ。

 

 政治団体「国民 怒りの声」主な声明

 ★国民の政治不信に報いたい。

 今の政党や政治に不信感を持たれてる国民に訴えを聞いて頂く事を課題として選挙戦に挑む決意。

 ★SEALDsやママの会、野党共闘など多種多様な市民運動と連帯。

 色々な闘いの現場からそれぞれの現実に対する怒りの声を原典に据えて国と社会の仕組みを変える。

 ★原発・戦争を許さない。

 政治の目的は国民生活の安定と未来への希望を作り出す事であり国民生活を破壊する戦争と増税と原発は許されものではありません。

 ★国民が政治の主役に。

 今夏の参院選を出発に国民が政治の真の主役になる政権交替を実現する決意。

 
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