2015年7月4日付けの毎日新聞が子宮頸がんワクチンの接種後に現れた副作用について、体内の免疫システムに関わる特定の遺伝子が関係してると厚生労働省研究班が報告したと報じました。

 それによると、子宮頸がんワクチンは2014年三月までに推計で338万人が 接種を受け、そのうち2500件の副作用の報告を受けているそうだ。
検査した患者を調べたところ、特定の遺伝子に対して免疫異常が起こり、脳炎などを起こしていたという。研究班はさらに検査人数を増やすと言う。


 【厚生労働省は効果を保障していない】 
厚生労働省のHP、子宮頸がん予防ワクチンQ&AではQ17とQ18に問題点を見つける事が出来ます。

 Q17.子宮頸がんワクチンについて、ガンを予防する効果は証明されてないと聞きましたが本当ですか?

 A18.子宮頸がん予防ワクチンは、新しいワクチンなので、子宮頸がんそのものを予防する効果はまだ証明されていません。しかし、持続的なHPVの感染やがんになる過程の異常(異形成)を予防する効果は確認されており、これらに引き続いて起こる子宮頸がんを予防する効果が期待されています。
 と回答されています。つまり、子宮頸がんワクチンはがんを予防するかどうか証明されていないのです。 感染や前駆を予防する効果は確認できるとしていますが「がんそのものを予防する効果はない」とは意味不明です。(予防出来るとの記述に重大な疑義が発生してる事を下部に書いてあります)

 Q18.の回答は図表になっていますので転載します。
  
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【子宮頸がん予防ワクチン接種後の主な副反応】
痒み、注射部位の痛み・腫れ、腹痛、筋痛・関節痛、頭痛・じんま疹、めまい、発熱 など
 
 これだけの反応が出てしかも「子宮頸がんそのものの予防は証明されていない」という厚生労働省。しかも、その理由が「新しいワクチンなので」
それはちょっと頂けません。
そういう時の為にマウスを使った実験があるのです。長い期間試して、それで安全性を確認してから人間に接種・投与を始めるべきでしょう。
ワクチンを投与して被害を確かめる。研究班が検査人数を増やす・・・まるで人体実験のようです。


 【推進は公明党】
 この問題山積みの子宮頸がんワクチン接種、導入を推奨したのは「公明党」です。
党としての啓蒙を目的としたHP『子宮頸がん予防 あなたに知って欲しい3つの事』がありますが、このHPは「子宮頸がんワクチン副反応報道」(2013年4月13日)の告知で更新が止まっています。
ちょうどこの前後の頃から「子宮頸がん予防ワクチンを接種したら歩けなくなった、身体が痺れる、言葉の呂律が廻らなくなった」などの症状を訴える「副作用報道」が増え始めました。
「死亡例も・・・子宮頸がんワクチン”危険すぎる副反応”の実態」(2013年3月13日)

 【ワクチンが子宮頸がんの初期に効果あるとした論文はねつ造?】
先にお伝えしたように、厚労省のHPには子宮頸がんの効能として初期症状の予防になる_との記述があります。しかしその論拠の元である論文はデータがねつ造されている疑義が発生しています。
それどころか、論文全体がねつ造ではないか、と訴えている人がいるのです!(リンク先HPに詳しいまとめ有り)
「子宮頸がんワクチン被害の記録」

 感染予防等のワクチン投与の効果はある・・・とした論文がねつ造であるとの指摘はショックです。そして顕著な被害例。

 【結論・子宮頸がん予防も感染予防も効果は証明出来ない】
これは第二の薬害事件ではないでしょうか。
罹患率のはっきりしないガンの予防ワクチン、予防効果率も数値化できません。
ワクチン投与と副作用が証明された今、厚労省は広く中止を呼びかけて欲しいものですが、厚労省の下請け団体の電話委託先に聞いた所、「中止ではなく、推奨を中止している段階」との事。

 2009年8月19日、10月1日と英米の新聞で子宮頸がんワクチンの被害例が報告され、問題化してるようですが、日本で何故その前例を参考にしなかったのでしょうか。

「子宮頸がんワクチンの危険性」

 自主的にワクチン被害から身を守るしかないようです。