木星通信 @irakusa

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タグ: テレビ東京

2013年1月29日東京地裁411号法廷にて甘利明経済再生担当相がテレビ東京とその記者三名をテレビ番組の取材で中傷されたとして名誉毀損で訴えた裁判の判決が言い渡されました。

 判決は原告の訴えを一部認める内容でテレビ東京社長と当該番組の取材記者Aさんの連帯で330万円の支払いを命ずるものでした。

 原告弁護士に裁判の感想を尋ねたが、「甘利明さんの事務所に聞いて下さい。個々の質問には対応していません」と答えるのみでした。

 甘利明氏の事務所やテレビ東京広報部にも取材をする予定です。
 
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 これも原発スラップ裁判じゃないか_私は傍聴席でそう嘆いた_

2012年8月28日午後二時103号法廷で名誉毀損裁判が行われた。 原告は元経産大臣の甘利明氏。

損害賠償と謝罪広告を求めた相手はテレビ東京とその記者三名。
 

傍聴したところでは、テレビ東京が取材中、津波被害は当事者として意識していなかったと話した原告甘利氏に対して、津波被害を予測した共産党の「質問主意書」を示し、地震の他に津波被害で電源を喪失する可能性を既に指摘してあると伝えると、甘利氏が無言で席を外し、“取材は中断となりました”とナレーションとテロップを入れた事に対しての提訴だ。
 

原告甘利氏側は「悪意を持って報道された」「嵌められたと思った」「後半部分やり取りはカットすると言ったのにしなかった」 「ワイドショー的な人を貶めようとするもの」と主張し、被告側のテレビ東京は 「無責任な甘利氏の姿、そのもを視聴者に伝えようとしただけだ」 「甘利氏は日本なんかどうなったっていい!と話した」など反論し、報道の正当性を裁判官に訴えた。
 

政治家が放送局と記者を訴えるとは余程の捏造報道かと思ったが、「事実をありのままに放送した」事への名誉毀損の裁判というのも珍しい。
 

ちなみに甘利明氏は裁判途中で原告席から姿を消した。 この裁判について甘利氏の地元事務所に問い合わせたが、スタッフも地元の支援者もこの裁判の事は良く知らないと答えた。
 

甘利氏が津波の備えの意識は無かった、と語り、そのあと、5年前に出された原発の津波被害を指摘してある「質問主意書」を見せられたら無言になり、席を外したのは事実だ。
画面でも確認出来る。

前回の甘利氏の裁判記事へは様々な意見が寄せられた。

「恥の上塗り裁判ですね」「放送見ると本当の事をテレビで映してるだけじゃないですか。こんなくだらない事で甘利さんは税金使わないで下さい」
「裁判途中で法廷から居なくなるなんてやっぱり無責任で我慢の足りない人なんだ」
「責任感、社会性ゼロ」

冒頭の私の嘆きは間違っているだろうか?

次回裁判は 2012年 10月30日 3時 411号法廷。
画像は「原発行政の責任は自民党にあります」と小さな声で発言する甘利明氏。


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甘利明前経産省大臣がテレビ東京を提訴!原発スラップ訴訟の行方は_


驚くべき裁判が8月28日にあった。

2012年8月28日の東京地裁103号法廷、2時から始まった裁判。
私は傍聴席にいて、終生忘れられない程の衝撃を受けた。 

原告(訴えた方)は甘利明議員(68)。
被告(訴えられた方)はテレビ東京とテレビ東京記者三名、被告に座っていた記者は、テレビ東京ディレクター、
報道局、取材センターの阿部欣司氏である。

甘利議員と言ってもピンと来ない方も多いだろう。
甘利議員は前与党・自民党時代に原発行政と係わりの深い前経済産業省の大臣を歴任した人だ。

甘利議員が怒った放送されたインタビュー内容は傍聴した所、「今までの原子力行政、自民党、経済産業省大臣としての責任はあるのか。またその事故想定、事故対応の間違いを認めるのか」である。
そのインタビューを甘利議員は途中で拒否しインタビューの部屋から別室へ姿を消したという。

それをそのまま放送した事による損害賠償と謝罪広告の裁判だ。

甘利議員が訴えた内容は、「インタビューを許可なく放送し、ワイドショー的な人を貶める内容の物で自分に悪印象を与える物だった」
テレビ東京は取材途中で居なくなった甘利議員の椅子を写し「取材は中断となりました」とナレーションとテロップを入れて放送した。
それに対しての賠償(約1000万円)と謝罪広告を求めた東京地裁での民事裁判だ。


甘利議員は「嵌められたと思いました」「人を貶める目的で報道されたものだ」放送後、有権者から苦情が事務所等に相次ぎあり、友人からも「あれじゃぁお前が逃げたみたいだ」と言われたと裁判官に訴えた。


一方の阿部記者は福島県現地取材で被災者の声を聞き、2012年2月20(月)の福島第一原発入構取材に行き、事故現場にも直接足を踏み入れた数少ないジャーナリストだ。

裁判は休息を挟んで2時間半に及んだ。
甘利氏本人の意見陳述、テレビ東京の記者阿部氏への証人尋問が40分程ずつ行なわれた。

甘利議員は終始、自身の名誉を毀損された事についての意見陳述を展開した。
阿部記者が一方的な勘違いで「甘利氏がインタビューの途中で津波の話を持ち出されたらので逃げた」と言う印象を与えるテロップやナレーションを被せられたと憤る。

しかし放送された番組では、甘利議員の
津波被害での防災想定が3・11前と後では意見がちがっており、その事を視聴者に示された事に気まずくなって取材を拒否して逃げ出したように見える。

甘利明VSテレビ東京

放送番組全体の責任を、記者一人に被せようとするスラップ訴訟の匂いが代理人や甘利議員の言葉の端々から感じる。

特筆すべきは、阿部記者の 意見陳述だったと思う。
「福島の被災者の声を聞いて、甘利議員は余りに無責任だと思いました」
「放送ではその事を視聴者に伝えたかった」
阿部記者ははインタビューの途中で居なくなったのは事実で、その事実をそのまま放映しただけだと証人尋問で力強く反論した。

衝撃を受けたのは阿部記者の甘利氏のインタビュー対応の言葉だった。
国民の信託受けている政治家とは思えない発言のその内容を列挙しておく。


この日、甘利議員が放っていた無責任な言葉の数々。

「日本なんかどうなっても良い」(阿部記者が取材の時に受けた言葉)
「私を陥れるために取材しただろう」(←前大臣に責任を問うのが陥れる行為なのか)
「自民党時代の津波への事故対応には誤りがあった」(これは意見陳述の時裁判官の問いに答えて)
「こんなもんが放送されたら自分の政治生命は終わりだ」(原告弁護士が甘利議員の言葉を代弁したもの)
「原発事故の責任を押し付けられたらたまったもんじゃない!」(阿部記者が取材の時に受けた言葉)

傍聴席には群馬で「被爆者の献血欲しいですか?」とtwitterで呟いて除名になった桐生市の庭山由紀さんもいて、甘利氏が「日本なんかどうなっても良いんだ!」と言ったと阿部氏が証言した時、失笑されていた。

真の愛国者の行くべき場所は、竹島ではなく、この裁判傍聴席だったろう。

甘利議員の代理人が責め立てた、阿部記者との壮絶な弁論の応酬は終生忘れられない。
次回は口頭弁論で書面のやり取りとなる。

次回裁判は 2012年 10月30日 3時 411号法廷。


今回の裁判、甘利氏は自身の
意見陳述が終わったら、阿部記者の証人尋問を待たず、脱兎のごとく法廷から姿を消した。

この件について、取材を続けます。
また、この裁判傍聴者である私への取材も歓迎致します。
Twitter @irakusa へメンションを投げて下さい。
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