木星通信 @irakusa

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タグ:五輪組織委

 よく解らないのですが、沢山の謎がありすぎて。
また理研の公式発表と報道の疑惑追及と全然噛み合ないので、戸惑いを隠せません。

【STAP細胞は混入なのかすり替えなのか】

 理研が発表した不正調査委員会の報告書(桂調査報告書)にはSTAP細胞はES細胞の「混入の結果」 であって、実験成果はその産物であると言う事でした。
「混入」とは
 mix 《A with B, A and B》であって2種類の物が混じる事になりますが、では《A with B, A and B》のA=STAP細胞の元(CD45陽性細胞)で、B=ES細胞とすると、理研が解析したSTAP細胞の試料はこの混合物であるはずですが。

 しかし、理研が解析したSTAP細胞は「FES1」というES細胞だったんですね。
んー。

それ混入じゃないんじゃないですか。すり替えでは??
STAP細胞の発現は観察されていたという事で「STAP幹細胞→FI幹細胞」からが偽造なのでは?

【FI幹細胞はミックスで出来るのか】

「FES1」は全身が光るCAG-GFPというタンパク質が装填されていたそうで、これに胎盤が作れるTS細胞をミックスさせれば、「胎盤も作れる夢の万能細胞」が作れた事になりますが、これはあくまで理論上で(ES細胞=色んな身体に分化出来る多能生細胞)(TS細胞=胎盤作れる)をまぜて万能細胞を偽装ってそれも万能細胞成功ですけど。。。

 何より、この二つの細胞を混ぜても繋がらないんだそうで、理論上はOKでも試料を合成する事は出来ない。FI幹細胞はES細胞では出来ないとされていた胎盤を作る事が出来る、それだから万能細胞と言われたのですがFI幹細胞が合成不可能では非存在になり、全身STAP細胞で出来たキメラマウスは偽装って事になります。

【小保方博士はES細胞を盗んでいない】
 繰り返しになりますが、小保方博士はES細胞を盗んでいません。
写真週刊誌「フライデー」などで小保方博士が若山博士の研究室からES細胞を盗んで実験をねつ造していた、事で「刑事告発する!」と世間を騒がせていましたが、そのES細胞はSTAP実験で使われていたマウスの種類も装填されたGFPの種類も違っていた。

 NHKではES細胞が盗まれたかのようにイメージ誘導していて、それでBPOに小保方博士が人権侵害として訴えた訳だけど、もっと解りやすく言うと「STAP細胞実験の時には存在しないES細胞がチューブから出て来た」みたいなワケワカな事になってるの。つまり、小保方博士は細胞を盗んで実験出来ない証拠の方が多い訳。


【STAPの発現は確認されていた】
小保方博士が「STAP200回作った」ってそれは万能細胞FI幹細胞じゃなくて発現だけなら余裕でOKだったはず。
いつの間にか小保方博士が万能細胞作っていた事になってるけど、小保方博士の実験パートは初期段階でキメラマウスを作ったり、その万能性を実証するのは若山博士なのね。
つまり、細胞を弱酸性の液に浸けると死んでしまう細胞の中に僅かに多能生を持った光を確認出来る細胞が生き残った、という小保方博士のパートは確認されていたというのね。


 それなのに世間は「小保方博士が実験をねつ造した」って思ってる。
どうしてそうなるかと言うと、やっぱりメディアの洗脳ね。

【佐野氏エンブレム問題と小保方博士の事件は別構造】
 で、主題に入りますが、佐野氏エンブレム問題が炎上したのは次々と写真のパクリが見つかったからで、それはベルギーのデザイナー・ドビ氏が「盗作された」と訴えたからで今裁判がベルギーで起こされてる。ロゴを作製した本人が「アイデアを盗まれた」って言ってる訳だけど、小保方博士の場合、元雇用先の理研から細胞盗まれたと訴えられるてる訳でもなく、その細胞は実験とは無関係で、しかも警察に告発したのは若山研究室でもない理研を退職した研究者。

 何故か最終的には「被疑者不詳」で「細胞窃盗」の刑事告発が兵庫県警に受理された。
つまり小保方博士は未だ誰からも訴えられていないし、小保方博士のパーツは再現出来てたんだから。

 実際にパクリが見つかり、佐野氏に著作権はないものの、デザイナーがデザイナーを名指しで訴えたわけだから(提訴先はIOCですが、「盗作を認めろ」が争点になっていて、このままこじれると、ドビ氏は佐野氏を相手に国際法廷で争う事になるかもしれない。)


 どこがどう二人の事件が違うか解って頂けたかな。
この二つが同じ事件として引き合いに出されるのはとてもおかしな事。
起きている事件の性質が全然違うのね。

 一つは冤罪の可能性。一つはパクリが露見。
同じにしてはいけないというのが今回のお話しの主旨。
リテラシーを働かせてね。

  画像は若山照彦博士がSTAP細胞実験の成果物を山梨大学に運んだ時のMTA(試料移管契約書)
沢山のSTAP幹細胞、キメラマウスが作られています。(赤字は正しい年号、タイプミスの修正です)



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 まさか東スポを褒める日が来るとは夢にも思いませんでした。
「東スポは日付だけが真実」と言われて久しいが、今回の「佐野氏エンブレム取り下げ問題」に関してはキラリと光る報道を展開している。

 2015年9月3日の東スポ(東京スポーツ新聞社)で取り下げが決まった「佐野エンブレム撤回問題」似ついて、取り上げてる。
「怪と闇」「賠償問題回避か」とタイトル。
国民の間で揺れに揺れたこの問題を徹底追及する構えだ。

 2015年9月1日に五輪組織委員会の事務総長、武藤敏郎が「盗作ではないが、国民の理解を得られない」として公式エンブレムの取り下げが決定した「佐野エンブレム」事実上の撤回で新デザインの公募が急がれる。その根本的問題として「組織委が幕引き急ぐ裏に・・・」はデザインの権利を主張するドビ氏に裁判で負けた時の莫大な賠償金の回避と「疑惑の選考過程」があるとしている。選考課程問題は大阪芸術大学の純丘曜彰教授に取材し、問題点を聞き出している。

 「盗用が発覚した場合の危機意識が欠如している。この業界にはなれ合いが横行していて、審査員の顔ぶれが一緒だったりいわゆるデキレースのようなものもある。組織委が幕引きを急ぐのも当たり前で、選考過程がバレたらシャレにならないからだろう」(署名 種井一司)

 また2面でも1日に行われた武藤事務総長が会見で「エンブレム撤回理由について「一般国民が理解しないのが撤回の理由だ」としたことについて「暴言」と切って捨てた。
この日の記者会見で「国民とは誰か?」と質問したのは東スポの記者だったそうだ。

 大手新聞が形通りの報道発表記事に終始したこの問題について、積極的に切り込み、エンブレム撤回騒動の真相を追及したのには拍手を送りたい。
また日刊スポーツ紙もコンペ応募者に取材し、「佐野ありきの選考」だったのではないかという読者の疑問に答えた秀逸な記事を公開した。

 日刊ゲンダイも精力的にこの問題を取り上げた。
美術界のタブーに食い込む良記事を量産するのがスポーツ紙というのも不思議な話しだが、「権威主義」や「因習」に負けない反骨精神があり、プロレス団体の醜聞追跡などに慣れている「スポーツ紙」が面目躍如した形だ。
またネット民の捜索網などを偏見の目で見ない庶民的指向も疑惑を見逃さない視点を持ち、効果的に作用したのだろう。市民声とともに生きるスタンド売り媒体の特徴が生かされた今回の疑義追及だった。



  
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