木星通信 @irakusa

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タグ: 在特会

 2013年3月29日午後三時から東京都庁で猪瀬都知事による定例記者会見が開かれました。
そこで猪瀬知事に「 在特会の新大久保嫌韓デモをどう思うか」という事を聞いて来ました。

 __最近、新大久保では隔週のように在日コリアンの排斥を目的とする街宣デモが行なわれています。200人程で「朝鮮人は殺せ」などのプラカードを持ち、「朝鮮人は日本から出て行け」などのシュプレヒコールを上げています。地元の人、観光客は怯えています。このような民族排斥デモが起きている国でオリンピックを誘致できるのか?知事の見解を伺いたい__

 猪瀬知事は「品の無い表現ですね」とまず個人的な感想を述べました。

猪瀬「僕、見た事ないんだけども。品がない。その、表現ですよね。ただ、デモは届け出して、手続きすれば出来る事は出来る。で、人を傷つけたりとかしなければ、取り敢えずそれは合法活動にという事になるんですね」

 ___海外では民衆扇動罪などの法律があり、差別デモは厳しく規制されます__

猪瀬「それはね。法律のバックがあるからね。今のところ日本の法律では人に危害を加えたりしなければ、警察の取り締まりの対象にならないんですね。仰る通り、下品なデモで品のない言葉を吐く訳ですね。それは、でも、僅か100人から200人くらいの人達ですね。東京の1300万人うちの僅か200人ですよね。もちろんそれは宜しくないと思いますよ」

 ___知事として対策は何か考えていらっしゃいますか__

猪瀬「対策というのは法律に基づいていかないとできませんから。何か、その、そういう事にたいして、それは可笑しいじゃないか、と僕は思っています。それは」

 ___(デモを許可する)公安委員会は都が管轄しています__

猪瀬「公安委員会の方が判断しなければならな問題ですから。今の所、法律的にそれを取り締まるものが無いという事ですから。現状ではね。都政の問題ではなく、警察とか法規に基づいてデモが暴走したりしたら、それは逮捕したりする事はできますけど。相手に危害を加えるとか、器物を破損するとか、そうういう事が起きてるかどうか、よく注意深く見守りたいと思います。そういう事が起きているかどうか。そういう事が起きていればそれは犯罪になりますから」

 ___有難うございます。___



 今後も新大久保デモについて、都知事の見解を問い続けて行きます。


猪瀬2789


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 2013年3月17日に、午後二時から東京新大久保で「在特会」(在日特権を許さない市民の会)約200名が在日韓国人に対する抗議デモ行進を行なった。


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 このデモは「春のザイトク祭り 不貞朝鮮人追放キャンペーン デモ行進in新大久保」との奇妙なタイトル通り、在日韓国人が多く住み、韓国人が経営するレストランやショップの多い新大久保界隈で店員や歩行者に向かって「キムチ臭い韓国人は出て行け」「韓国人はゴキブリ」「首を吊れ」などと叫びながら沿道を行進する。韓国人街でのヘイトスピーチ、威圧行為、嫌がらせが目的のデモなのだ。

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 この日、「在特会」は新大久保のドンキホーテ近くの大久保公園で決起集会をしたのち、商店街を隊列を組んで約二時間程、行進した。

 奇妙な日章旗の群れと心ないヤジの先頭はパトカーだ。そして「在特会」と寄り添うように歩く大勢の機動隊員達。


 多くの買い物客で賑わう日曜日の韓国人街に日章旗や日の丸が通り過ぎる。
反対側の歩道には「カウンターデモ」とよばれる「しばき隊」が並列して「レイシストは帰れ!」と叫びながら移動している。しばき隊とはレイシスト(差別主義者)をしばく(棒で叩く、こらしめるなどの意味)のを目的に野間易道氏の呼びかけで集まった人達でこの日は約100名が参加した。

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 韓国人街があり、そこに嫌がらせのデモを行なう人びとがいて、それに反発の意志表示をする市民の群れがいて、間に警察が入り、あちこちで歩道に機動隊員が壁を作って通行人に規制をかける。
それは異様な光景だった。巨大なエネルギーの混乱状態の固まりが新大久保付近を新宿方面に向かって行進していく。

 私はデモを撮影しながら、これで一体何が生み出されるというのだろうか?という疑問が浮かんだ。
そして通りがかりの親子連れは怯えていた。(日本人か韓国人か分らないが、モンゴロイドの親子連れだった)

 そして、午後四時に
デモ隊が大久保公園に戻り、散開の挨拶をしている所を撮影していた私に、ガラの悪い言葉で言い掛かりをつけて来た若い男が居た。
男「おいおい何やってんの?カメラ二つも持って。(実際にはiPhoneとカメラ)」
私「撮影してるだけですよ」
男「おい、こいつスパイだ、あっち側の人間だぞ!」
私「あっち側って何ですか?同じ日本人でしょ?」(←努めて優しい口調で)
男「(ビクッ)」
いきなり男が私のiPhoneを掴んで下に叩きつけようとした。
すると、若い女性が止めに入り、「それはやめな!」と私に返してくれた。
男と小競り合いになりそうになった瞬間、私は警官と機動隊に揉みくちゃにされて公園から連れ出された。(公安、機動隊、警官のミックスで30人くらいに取りか囲まれました)

 機動隊員に文句を言おうとすると、年配の公安が立ちはだかった。
IWJの撮影は こちら 
(私と公安との間に入って、加勢してくれたのが林克明さん、その後ろで心配そうにウロウロしてるのが田中稔さん)

公安「まあ、お話聞きますから」
私「携帯盗られました、帰ってきましたけど、暴行されました」
公安「あなたが無許可で撮影していたからでしょ?」
私「公園で撮影していたらいけないんですか」
公安「彼らが演説中でしたから」
私「どうしてですか、おかしいでしょう?どうして彼らを守るんですか」
公安「規制しています」
私「あの人達が『殺せとか』とかプラカード持っていても、警察はこのまま放置してデモをガードするんですね、ネットで『殺す』とか書き込みしたら逮捕されますけど、何故あの人達は放置なんですか」
公安「それは私の口からハッキリ今、明確に回答する必要はないと思いますよ」
私「彼ら(在特会)をガードしてますよね、現に」
公安「デモに対する規制です。うん、お互いにトラブルにならない為の規制です(ニコニコ)」
私「でもデモを反対する人達には道を封鎖されてますよね、あの人達にしないのは何故ですか」
公安「してますでしょ?一緒にしてますでしょ?」 
 
私「でも、許可してああやって一緒に歩いてますよね、お巡りさんたち、あれは何故なんですか、何故こういう風にデモを止めさせる為に道を塞がないんですか?」(私の後ろは機動隊が隊列を作って道を封鎖)

公安「道路交通に対して、歩道上から反対にね、方々がいてトラブルにならないように、それだけですね。ウン、それだけ。デモ隊の方に行って、双方当たらないように」私「個人的には辞めさせるのはあっちじゃないですか」(後ろで園良太君の呼ぶ声)

公安「それは、(クスクス)あなたの個人的見解は抜きにして、私が今言ったのは職務施行としてデモの規制に入ったのはそういう話ですよ」

 やり取り終わり。どうして、携帯を一瞬でも盗られた私が公園から連れ出されたのか、何故、警察は在特会の殺人予告クラスのプラカードに規制をかけないのか、それについてはまったく論理的な答えは返ってこなかった。

 在特会の新大久保デモは今後も続けられる。
日本に民衆扇動罪が立法されるその日まで。


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 2013年3月14日、参議院議員会館・講堂で参議院議員の有田芳生さんの呼びかけによる、「排外・人種侮蔑デモに抗議する国会集会」が開かれました。

 参加者はジャーナリストの安田浩一さん、弁護士の上瀧浩子さん、龍谷大学法科大学院教授金尚均さん、「一水会 最高顧問」の鈴木邦夫さん、「一水会 代表」木村三浩さん、参議院議員の田代郁さん、同じく議員の徳永エリさんなど11名、会場には江川紹子さんも姿を見せました。

 250名を擁する講堂はほぼ満員、老若男女が詰めかけ、今問題視されている排外主義について学び取ろうと、熱心に識者達の声に耳を傾けていました。

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 排外・人種侮蔑デモとはなんだろうか?
最近、東京の韓国人街や大阪の鶴橋などで「朝鮮人は帰れ!」などと侮蔑的な表現でヘイトスピーチやシュプレヒコールを行う事で、「在特会」(在日特権を許さない市民の会)が主催している。
このデモへの多くの抗議の声にも係らず、在特会はさらにエスカレートしていく可能性があると主催者側は危惧しており、多くの知恵を結集してなんとかしよう、と様々な職種、思想の持ち主が呼びかけに応え、集まりました。

 始めに京都の朝鮮学校の正門前で日の丸を振りながら街宣行動を行う短編動画が上映されました。
これは朝鮮高校が移転の為、運動場が確保出来なかった為に、公園の一部を学校の運動場として使用していたのを、在特会が主権会、チーム関西らと「公園の不正占有」として抗議行動した事件です。
ヤクザ顔負けの凄まじいヤジや恫喝の様子に、会場からは「やだなに・・・」「うわ、酷い・・・」と呆れた声が彼方此方から漏れ聞こえました。在特会の実態を初めて映像で見た人も多かったようです。

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 基調報告はフリージャーナリストの安田浩一さん(写真)が行いました。基調講演・報告とは、会議などで議論されるテーマの基本方針についての報告です。安田浩一さんは著書『ネットと愛国・在特会の闇を追いかけて』で在特会に鋭く迫りその正体を明かしています。


在特

 在特会は2007年の一月頃から最初は勉強会のような形で始まり、会長の桜井誠らによる、在日韓国人が特権を付与され、日本人の生活が阻害されている、在日特権者は日本から出て行かなければならないとする主張を元に設立されました。2007年に500人で始まったこの会は2013年には一万二千人を数える組織に急成長したと安田さんは報告します。

 さらに、在特会は「メディアも政治家も新聞も在日韓国人の言いなり」だなどと訴え、在日韓国人への敵意をドライブして活動を続け、ネット上でデモの様子などを動画にアップして誰でも活動を見れる様にして、支持を呼びかけているようです。

 安田さんは在特会に取材を続ける上で「世間からどう見られているか分りますか」と聞くと「知っている」と答えるそうです。見られている事を意識した上で活動している、と分析しています。
「人を差別し、人を傷つけて何が楽しいのか」と聞くと、在特会は「活動する事で高揚感が得られ、楽しい」と答えるそうです。

 安田さんは今までの在特会の取材活動をふまえ、在特会を「彼らには思想的な足場がない」「右翼でも保守でもない」「レイシストです」と斬って捨て、デモで「殺せ」と叫んで「楽しい気持ちいい」「お祭りのようだ」と言うのはネットで言う「炎上」「祭り」を路上で再現している、と運動の動機は自己満足、ただの承認欲求であると、ネット文化が基調になっている存在である事も暴露しました。

 また裏に右翼の大物がいるのか、資金源はあるのか、と言った多くの人が在特会に持つ疑問にも「彼らの通帳みた事があります。実に倹しいものです」と否定し、活動の多くは一般の人からのカンパであると、財源にブラックな存在がないという意外な一面がある事も明かしました。

 そして、集会をやったからと言って、満足する事無く、政治家の皆さんにも今後どう向き合って行くか考えて頂きたい。政治家も彼ら(在特会)と繋がってる人も居る、とこれからの係わりに向けて、様々な方向から議論と提案が必要だと会場に向かって訴えました。

 法律面からは、弁護士の上瀧浩子さんがドイツで1960年に制定された「民衆扇動罪」(ドイツ刑法130条)があると紹介しました。これはユダヤ人や難民、など民族や宗教、国籍等に属する事に対して個人を冒涜し、悪意で侮蔑し、若しくは中傷する事により、人間の尊厳を害した者は三ヶ月以上、5年以下の自由刑に処する、としたもので、朝鮮学校襲撃を被害者の立場から報告した金尚均教授と共に在特会などによるヘイトスピーチへの処罰化を求めて、日本でもこのような立法を検討するべきとしました。

 ヘイトスピーチとは何か。
上瀧さんはこの日配られた資料の中でヘイトスピーチとは「人種、皮膚の色、国籍、民族など、ある属性を有する集団に対して貶めたり暴力や差別的行為を扇動したりするような侮辱的表現を行なう事」としています。
まさに在特会の在日韓国人への街宣行動はこれに当たります。
ただ、ある国に属しているだけで、差別、排除の的にされるのです。

 一水会の鈴木邦夫さんは「映像を見て、悲しくなりました、日の丸は日本の優しさ、寛容さ、大和国を表す旗であります。それがああいった形で排外主義的なものに使われる。日の丸の旗が可哀想になりました。日の丸の旗は泣いていました。血の涙を流していました。自分は「日本人だ、愛国者だという人はだいたい、日本的精神はありません。

 世界中から色んな人びと、文化を無制限に受け入れているそれを咀嚼して日本は作られて来ている。そう言う所が好きだ、誇りを持っていると言えば良い。所が俺は日本人だ愛国者だ言う人達は大概、それを人を批判する道具として使っている。
 
 僕は右翼運動40年やってるけど、僕ですら、彼らから「売国奴」だと言われています。北朝鮮に帰れと言われています。自分達と違う考えを持ってる人間は皆北朝鮮の人間だと言います。

 考えてみて下さい、日本で「自分が日本人だ」と思ったらその人は日本人なんです。
たまたま日本に生まれただけなんです。それを持って、特権のように言うのは心が貧しいと思います。
愛国者という言葉は死語にして欲しい、と思います」



 と右翼ならでは、の日本人論からの外国人差別、韓国人差別を批判しました。




ザイトク658



 
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