ぼ、ぼ、ぼくらはSTAP細胞探偵団♪
勇気りんりんGFP♪ゲノムの力で解決だ♪
ぼ、ぼ、僕らはSTAP細胞探偵団♪

 やあ、みんな元気?僕はSTAP細胞探偵団のテル。
みんな夏休みの宿題は済んだかな?僕はもうとっくさ。
夏休み前に宿題を予測して済ませてしまうんだ。だから僕は夏休み丸マル遊べるって寸法さ。
まあ、それは嘘だけど。
ここの管理人さんは外耳炎で熱出して寝込んだんだけど、そのときアマゾンで生物学の参考書を買っていたよ。
無理なのに。成年になって絵を習っても美大出た人には実力が決して追いつかないように、学生時代に専門教科で習わなかった人がいくら勉強しても知識にならないよね。

 まあ、「科学が解らない」って言われたのがよっぽど悔しかったみたい。
でも、「東大のセンセからひとことお叱りを受けた」って喜んでいたよ。なんだろうね。
ここの管理人さんは痛覚が普通じゃないみたいで、よく怪我をしたのに気がつかずに血だらけでいて家族に怖がられているよ。骨折しても気がつかないとか。
それから麻酔も効かない体質みたいでお医者様に積年の不信感があるみたい。
耳鼻科に駆け込んだのはよほど痛かったんだろうね。
ま、変人の類いだね。地位も名誉も無い人だから世論をひっくり返すなんて出来ないだろうけど、気に食わない連中の足を踏んづけて「ギャフン」と言わせるくらいの事はするかも知れないぜ。

 まあそんな事はいいさ。
みんなはSTAP細胞事件に新たな展開があったの、知ってるかい?
小保方博士がNHKの番組を人権侵害で審査して欲しいってBPOに申し出て、審理入りしたんだ。

  BPOって何かというと、平たく言えば、行き過ぎた表現や番組内容で視聴者の人権が傷付けられたらそれに対して苦情を申し立てるところなんだよ。表現の自由をまもりつつ、放送によって不利益を被った人が番組内容を審査してもらうところなんだ。で、どうなるかと言うと、審理した結果を記者会見で公表、発表し、申し立てを受けた放送局はそれを放送しなくてはならないんだ。
そうだよね、放送した放送局が、審査された結果を放送してこそ、人権侵害するような放送内容を抑止する事が出来るんだ。自分たちの過ちを放送するって放送人にとってくつじょくだからね。

 それで一体どこが人権侵害なんだ。と思う所だけど、かがくの話じゃまた解らなくなるから、
どうぶつや車に例えて話そうかな。


 小保方博士が申し立てて審理入りしたのはNHKが2015年7月27日に放送した「STAP細胞 不正の深層」って番組で、理研のSTAP事件を審査する人にしか知られていないメールが公表されたり、小保方博士が若山博士から細胞を盗んだかのようにイメージさせる場面を繰り返し流したんだ。

 あくどいのは、STAP細胞の共同実験者の若山博士が、理研の研究者の遠藤高帆博士からSTAP細胞の中身を分析してもらった時の事だ。
遠藤「STAP細胞はクロシンのプロモーターです」若山「えっ?」みたいな薄い小芝居していたけど、そのとき、二人はSTAP細胞が「アクロシンGFP」だと解っていたんだね。
番組スタッフもそれを承知していた。
それなのに番組はそのES細胞じゃない李博士が作った「Oct-4GFP」のES細胞を盗んだように李博士のインタビューまで添えて放送したんだ。

 わかりやすく言うと

 STAP細胞の車は「アクロシンGFP」のガソリンが入っていた。
しかしNHKは「Oct-4」のガソリンを小保方博士が盗んで車を走らせていた、事にした。
くらいの『ひどいデッチアゲ』
をNHKはやっていたんだぜJK。

 これを作ったのはNHK科学班。李博士にインタビューしているのは藤原淳登記者だ。
番組内では「留学生」ってさも幼気な印象だったけど、博士で医者だってバレたね。
この李博士の正体さえ偽って小保方博士を悪者にしたい連中がこさえた番組なのさ。
邪悪な。

 ちょいと驚くでしょう?NHK科学班が非科学的な事実をねつ造して人を罪人に追い込もうとしてるんだよ。
これでBPOが問題なしとしたら、もう世の中終わりだね。

 僕はこんな風に報道が邪悪に染まるとき、社会変動が起きる直前なんだと思うよ。
大人になるのはしんどいね。こどものままがいいや。