日向市民の方へ。今日向市に偽装スラップ事件が起こり、地元の為に働く市民記者が苦境に陥っています。なんとか問題解決に向けてWeb署名に協力して頂けないでしょうか。
ことの起こり。
「空からゴミが振って来る」「造成工事に使ったグリーンサンドで子供の咳が止まらない」などと訴え、宮崎県日向市の主婦・黒木睦子(41)さんが工事会社・サンアイやグリーンサンド販売元の日向製錬所に抗議行動し、この二社から民事で提訴されました。
一般人の主婦が企業に訴えられた為に、これは「スラップ裁判」であるとSNSで噂され、Twiiterやブログなどで騒がれ始めました。しかし、被告になった黒木さんは取材のために訪れた記者に訴状を見せず、争点を隠したまま、「これは企業が都合の悪い公害事実を隠す為に仕組んだスラップ訴訟である」とほのめかす事をTwiiter やブログで繰り返しました。
地元宮崎県に住む市民記者の大谷憲史さんが調べ、訴状を見た所、環境問題は発生しておらず、スラップでもなんでもない、「産廃問題でもなんでもない」として記事を書き、事態の沈静化を図り、それを切望しました。
しかしIWJは2014年11月14日に第一回目の口頭弁論を傍聴し「SLAPPなのか?」との記事を公開しました。そこにはありもしない黒木さんが主張した公害汚染の実態が記載され、それが実在してるかのような内容でした。裁判は2015年7月15日に結審し、裁判試料も出そろいましたが、ついに黒木さんは主張していた「《 鉛210倍ヒ素50倍フッ素20倍総水銀15倍カドミウム3倍セレン3倍検出。》の検査結果は、コップ一杯くらいの水なのです。」を立証出来なかったのです。子供の咳もばい菌による肺炎で、人工由来のものではありませんでした。
IWJは日向市に汚染被害が出ているかもしれない、という誤解を与える記事は訂正するか、確認が取る迄未公開にするべきなのです。大谷記者はIWJに記事の削除を求めました。 しかしIWJはこれを拒絶、大谷記者を提訴するとの警告メールが届いたのです。
大谷記者はこれに対抗して『Web署名活動』を始めました。
これを「やまもといちろうさんがTweet。」あっという間に100名超えをしました。
しかしIWJを動かすにはまだまだ数が足らないようです。
どうか日向市の皆さん、署名にご協力下さい。
日向市の事実無根のネガティブな情報を流す記事を削除するよう声をひとつにして下さい。
また日向市だけでもなく、宮崎県全体の問題として、宮崎県民の方はこの署名運動に関心をお寄せ下さい。職場や学校、サークル活動などで宣伝して下さい。Web署名はメールアドレスがあれば、どなたでも出来ます。お金も手間もかかりません。
宮崎県、および日向市の方々、どうぞこの署名活動にご賛同下さい。
木星通信 拝。
【IWJルポルタージュ】宮崎県日向市在住の主婦をめぐる裁判はSLAPPなのか?! 黒木睦子さんと日向製錬所を直接取材(前編)
黒木睦子さんのTweet。2015年2月7日のもの。