6日、橋本聖子参議院議員は柔道女子オリンピック代表選手15名が代表監督、指導コーチの指導方法を巡り、JOCに弁護士を通じて暴力や暴言があったと告発した件で、「告発した選手の名前を公表すべき」とのコメントを記者団に述べたと報道され、SNSやTwitterで非難の声があがっている。

 これについて、橋本議員の事務所に見解を求めた所、報道関係各位に送信した文面と同じ物をFAXで送ってもらう事が出来た。

 一言一句、そのまま書き出しします。
_________________

 「本日、一部報道において橋本が「柔道女子代表での暴力行為などを告発した選手15名の氏名を公開すべきと発言した」とされていおりますが、「氏名を公開すべき」とする発言はしておりません。

 「選手のプライバシーを守り、告発した事による不利益を被らないように配慮することは当然です。
ただ、氏名を公表しないことについて厳しい意見もあることから、今後、どういう方法で選手を守りながら、これまでの経緯や事実を明らかにするかを検討すべき」という考えです。
オリンピック強化には税金も使われており、その公益性に対する一定の責任を理解すべきという指摘もあり、そうした意見をうけての発言でした。

_________________
書き出し 終わり。

 下にリンクを貼った記事内容とは大分ニュアンスが違う様だ。
FAXを見ると、確かに橋本議員は「告発選手のプライバシーを守り、不利益を被らないように配慮するのは当然」としており、「今後選手を守りながらどう事実関係をあきらかにするかを検討すべき」とある。

 「告発選手の名前を公表しろ」とは一言も言ってないようだ。
元銅メダルオリンピック選手だった橋本議員のネームバリューを使って、告発者を脅かす手法なら由々しき問題だし、その片棒を担ぐメディアも選手にパワハラしてるも同じだ。



柔道暴力問題 告発選手の名前公表を…自民・橋本聖子氏